
どんな役割があるの?
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この記事の内容
・少年サッカーは1チーム8人
・少年サッカーのポジション
・ポジションってどうやって決めてるの?
・少年サッカーのフォーメーション
サッカーをしたことのないママさんにとってポジションの名前は身近じゃないですよね
子どもやコーチの話が「???」となってしまったこともあるのではないでしょうか
そんなあなたのためにこの記事では少年サッカーのポジションを分かりやすく紹介します
これを読めば少年サッカーの基本が分かるので、お子さんとの会話が盛り上がったり試合の応援が楽しくなりますよ
(※日本では「少年サッカー」という呼び方をすることが多いので制作の都合上、その呼び方をしています。
女の子もサッカー選手なのは変わらないので男女両方のママさんに読んでほしい記事です!)
ポジション名以外のサッカー用語はなるべく使わずに紹介するので、全く分からない方も安心して読んでみてくださいね
それではいきましょう!
もくじ
少年サッカーは1チーム8人
少年サッカーは通常のサッカーとは違い、1チーム8人の「8人制」で試合をします。
(通常は11人)
11人制だと1試合あたりの1人がボールに関わる回数が少なくて成長につながりにくいという問題がありました。
そのため、人数を減らして1人ひとりの役割を増やすことで成長に繋げようと8人制がスタート
日本だけでなくスペインやドイツなどの海外でも同じような取り組みが行われています
11人制との違いは?
8人制 | 11人制 | |
年代 | 小学生 | 中学生以上 |
交代 | 何度でもOK 1回交代してももう1回出れる | 3人のみ 1度交代したら出れない |
ボール | 4号球 | 5号球 |
少年サッカーのポジションの名前と役割
少年サッカーは主に4つのポジションに分けられます
少年サッカーのポジション
- フォワード
- ミッドフィルダー
- ディフェンス
- ゴールキーパー
1つずつ解説していきます
フォワード(略称:FW 別の呼び方:トップ)
フォワードはチームで1番攻撃的なポジションでゴールを決めるのが仕事
攻撃だけでなく、相手がボールを持っているときはフォワードも守備をします
活躍が「ゴール」という形になりやすいので憧れる人が多いです
日本代表では・・・
大迫勇也選手
武藤嘉紀選手 など
ミッドフィルダー(略称:MF 別の呼び方:中盤)
チームの中心となって攻撃でも守備でも重要な役割を担い、試合をコントロールするようなポジションです
攻撃の時にはフォワードが点を取れるようなパスや自分でゴールを狙うシュート
守備の時には相手をゴールの近くに行かせないようにコートの真ん中の辺りでボールを取りに行きます
他にもいろいろな呼び方があるので余裕があれば覚えておくとGOOD!
日本代表では・・・
香川真司選手
柴咲岳選手 など
ディフェンス(略称:DF 別の呼び方:バック)
ディフェンスは相手にシュートを打たせないように守るのが仕事
フォワードに比べて活躍が分かりにくいですが、守備の要としてチームを支えてる存在です
ずっと後ろにいるわけではなく、チャンスがあれば攻撃に参加することもあります
また、ディフェンスの真ん中の人を「センターバック」、サイドの人を「サイドバック」と呼びます
日本代表では・・・
吉田麻也選手
冨安健洋選手 など
ゴールキーパー(略称:GK)
サッカーで唯一手を使えるポジションでゴールを守る最後の盾となります
他の選手のようなキックだけでなく、手でシュートを止める技術も必要なポジションです
ゴールを決められるとキーパーの責任にされがちですが、決してそうではなくチーム全体の責任
キーパーの気持ちや大変さを理解するために小学生ではキーパーを特定の人に固定せず、いろんな人に体験させることも多いです
日本代表では・・・
川島永嗣選手
権田修一選手
ポジションってどうやって決めてるの?
コーチは試合のポジションを決めるときに「選手の成長」を第一に考えています
ポジションを決める時に考えること
- 選手の技術
- チームのバランス
- 本人のやりたいポジション
- 経験したことのないポジションはないか
- ポジションは固定しない
小学生の時点では誰がどのポジションで才能を開花させてプロになるのかが分かりません
プロ選手でも小学生時代から今のポジションしかやったことない人はほんの一握り
そのため、ポジションを固定しすぎずに色々な経験をしてもらって将来に繋げるチームが多いです
(地域の選抜チームでは固定することが多い)
何でウチの子がフォワードじゃないの!?
コーチをしているとサッカー経験のない保護者の方にたまに言われる言葉です
親が子どもをフォワードにしたい理由
- 保護者の中で「ゴールを決めた人がヒーロー」という風習がある
- 上手い人がフォワードだと思っている
- 活躍が分かりやすい
サッカーのポジションに「上手い選手はココ!」とか「ココが偉い!」とかは全くありません
試合に勝ったのはフォワードのおかげではなく、チームみんなのおかげ
負けたのもディフェンスとキーパーのせいでなく、チーム全体の責任です
お子さんがどのポジションであってもチームにとって重要な存在であることは間違いありませんよ
少年サッカーのフォーメーション(選手の配置)
サッカーはチームによって各ポジションの人数や配置が違い、その形を「フォーメーション」と呼びます
フォーメーションは人数を「ディフェンス ー ミッドフィルダー - フォワード」の順に表記
ディフェンス3人、ミッドフィルダー3人、フォワード1人だったら・・・
3-3-1
ゴールキーパーはどのチームも1人なのでゴールキーパーは数字に入れません
今回は3つのフォーメーションをカンタンに紹介します!
3-3-1
1番基本的なフォーメーションでバランスがとりやすいです
僕の経験上では使ってるチームを1番よく見ます
2-3-2
相手選手と1対1になる場面が1番多く作れるフォーメーションです
そのため、選手の個人の能力が伸びやすく、日本サッカー協会も推奨しています
守備が2人しかいないのでディフェンスに上手い選手がいないと難しいフォーメーションです
3-2-2
3-3-1と2-3-2の間のようなフォーメーション
コートの中心の人数が多いので、中心では相手より有利になれます
ただ、その分サイドの人数は減るので上手く移動しながらプレーすることが必要です
関連記事:少年サッカーのフォーメーション
どこが偉いとかはない!どこでも輝ける!
サッカーはどこが偉いとかはないのでお子さんが楽しくプレーできるポジションを見つけることが大切です
最初はつまらなくても慣れてくると好きになることもあるので、いつもと違うポジションにされていても成長のためだと思ってくださいね
ただ、お子さんがやりたくないポジションをずっとやらされてるようでしたらコーチに相談してみましょう!
最後に復習!
最後までお読みいただきありがとうございました!