
リフティング用のボールがあるって聞いたけど普通のボールと何が違うの?
練習方法も知りたいな。。。
そんな悩みを解決します
この記事を書いた人

「リフティングがあんまりできない。。。」というお子さんにはリフティングボールでの練習がおすすめですよ
リフティングボールとは文字通りリフティング専用の小さいボール(直径約10~15㎝)のこと
(小学生の試合用の4号球は約20㎝)
この記事では「子供に上手くなってほしい!」というあなたのためにリフティングボールのメリットや練習方法を紹介します
記事の内容
- リフティングボールで練習する4つのメリット
- おすすめのリフティングボール
- 家で出来る3つリフティングボール練習法
- リフティングのコツ
これを読めばお子さんのレベルアップにつながるアドバイスができるようになりますよ
そもそもリフティングって何で必要なの?
リフティング自体は試合中に使うことはあまりありません
ですが、キックやトラップなどの基本が習得できる良いトレーニングなんです!
小学生時代にリフティングを練習していたプロ選手も多く、日本代表の小林悠選手もインタビューでこう答えています
小学校のころはリフティングばかりやっていた記憶があります。
(中略)
自分は小学校の時に1000回くらいできました
(引用:フットボールチャンネル)
リフティングはプロ選手の技術のルーツにもなっているようですね
リフティングの重要性が分かったところで本題にいきましょう!
もくじ
リフティングボールで練習する4つのメリット
まずはリフティングボールで練習するメリットを4つ紹介します
- 技術面のメリット
- ボールの中心を蹴れるようになる
- ボールをコントロールできるようになる
- 技術以外のメリット
- 家で短時間でできる
- 目標を立てやすい
技術面でのメリット
まずはリフティングボールがどのように試合につながるのかを解説します!
ボールの中心を蹴れるようになる
リフティングボールは試合で使うボールよりも小さいので、中心を蹴らないと上手くコントロールできません

普通のボールは多少中心からズレても上に飛ぶ。リフティングボールは小さいぶん少しのズレで違う方向に行く
そのため、リフティングボールで繰り返し練習すると自然にボールの中心を蹴る感覚がつかめるんです!
中心を蹴れるとシュートやパス、特にボールが浮いてるときのキックが飛ぶようになります
リフティングボールで中心を蹴る感覚をつかんでキックの精度を上げましょう!
余談:中学生になるとボールが蹴れるようになる?
中学生になると筋肉がついてボールが遠くに飛ばせるようになる選手が多いです
ただ、その選手の中には力に頼ってるだけで正確なキックが出来ない人もいます
一方でまだ筋肉がない小学生はボールの中心を蹴らないと遠くに飛びません
その技術を小学生のうちに磨いておくと中学生になって筋肉がついたときに急成長しやすいですよ
ボールをコントロールできるようになる
リフティングボールで練習して中心がとらえられるようになると、ボールをコントロールする力も身につきます
試合中は速いボールやバウンドしてるボールなど色々なボールが飛んできます
そのボールに対応して上手くコントロールするには足とボールをピンポイントで合わせることが大切です
小さくて扱うのが難しいリフティングボールで練習することでボールに正確に足を合わせることができるようになります
ここまでのまとめ
リフティングボールでは「ボールの中心をとらえる力」が身につく
その技術はキックだけでなく、トラップなどのボールコントロールにも役立つ!
技術以外のメリット
続いては技術以外のリフティングボールの魅力を紹介します
家で短時間でできる
リフティングボールでの練習はスペースを使わないので家でも練習ができます
(マンションの方は床にストレッチマットを敷けば音・振動が抑えられますよ)
最近はボール禁止の公園も増えているので家でできるのは良いですよね
また、リフティングは1分あれば練習でき、その1分の積み重ねが大切です
家で暇なときに気軽にできるリフティングボールがあると上達につながりますよ

目標を立てやすい
リフティングボールでの練習は明確に「回数」という目標が立てやすいです
「〇〇回できるようになったら焼肉食べに行こう!」なんて言ってあげると子どものやる気も上がりますよ!
「お父さんと勝負!」というのも楽しそうですね
回数を重ねるようとすると丁寧にボールタッチをしようとするので、回数の目標を立てるように促してみてください!
注意ポイント
あくまでも回数は1つの目安
リフティングを練習するのは試合のためであって「リフティングのための練習」では意味がありません
お子さんが回数にこだわりすぎて練習の意味を忘れないようにアドバイスしてあげましょう
[例]
- 利き足しか使ってない
- いつも同じ場所でしか触ってない
おすすめのリフティングボール
リフティングボールは小さいほど難易度があがるので、まずは大きめのもので慣れてからだんだん小さくしていきましょう
おすすめのリフティングボールはこちら

画像:Amazon
ミズノのリフティングボールは大きさの違うステップ1、2、3のボールがあって段階的にレベルを上げられます
また、ゴム素材なので家の中でも安心して練習できますよ
大きさ | 重さ | |
ステップ1 | 13㎝ | 240g |
ステップ2 | 10㎝ | 170g |
ステップ3 | 7.7㎝ | 120g |
値段もリーズナブルなのでお子さんが上達して次のステップを買うことになってもあまり負担になりません
使わなくなったボールは同じチームの子にあげるのもアリ!
家で出来る3つのリフティングボール練習法
家でできるカンタン練習法を3つ紹介します
練習①1回蹴ってキャッチ 難易度☆
- 手でボールを持ってスタート
- 左足で1回蹴ったらキャッチ
- 右→左で2回蹴ってキャッチ
- 左→右→左で3回蹴ってキャッチ
- 左右交互に4回・5回・6回・・・と繰り返す
- 落としたら1回から再スタート
少ない回数で1回1回集中して当てる練習
手からスタートして正確に蹴ることで中心を蹴る感覚がつかみやすくなります
リフティングが苦手な子は[2]を繰り返して慣れてきたら2回、3回と増やしていけばOK!
練習②記録を目指す 難易度☆☆
単純に何回続けられるかを数える
目標達成のご褒美があるとモチベーションアップ!
練習③投げてあげる 難易度☆☆☆
2mくらい離れた距離からボールを投げてあげましょう
(当てるだけでいいように距離は短め)
前から飛んできたボールを返すことで単純なリフティングよりも実践に近い練習ができます
ボールを「蹴る」というよりは正確に当てることを意識させてあげましょう
上達してきたら「胸!」「足元!」など返す場所を指定するとレベルが上がります!
練習の例
- インステップ左右5回ずつ
- インサイド左右5回ずつ
- ももトラップ左右5回ずつ
- 胸トラップ左右5回ずつ
家の中なので出来る範囲でOK!
リフティングの練習法は当ブログの「リフティングのコツ」でもっと詳しく紹介してます
リフティングのコツ
リフティングを落とさずに続けるためのコツはこちら
- ボールが足のどこに当たってるかを意識する
→たまに「今どこで蹴った?」と聞いてあげましょう - ボールの回転を見る
→上手く蹴れてると回転がない - ボールを高く上げすぎない
お子さんにアドバイスするときの参考にしてみてくださいね
上手くいかないときは?
なかなか上手くいかないときはこのポイントを見てあげましょう!
- つま先で蹴ってないか
- つま先が上に上がってないか
- 蹴るときに足首を固定できてるか
- 膝が伸びたままになってないか
もっと詳しく知りたい方は当ブログの「リフティングのコツ」をご覧ください
リフティングボールで楽しくトレーニングしてもらおう!
ボールタッチの練習をするのにはリフティングボールがぴったりです
ただ、「リフティングのための練習」にならないように気をつけましょう!
最後に復習!
リフティングボールのメリット
- ボールの中心を蹴れるようになる
- ボールをコントロールできるようになる
- 家で短時間でできる
- 目標を立てやすい
リフティングボールの練習法
- 1回蹴ってキャッチ ☆
- 記録を目指す ☆☆
- 投げてあげる ☆☆☆
おすすめのリフティングボール
最後までお読みいただきありがとうございました!