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[ジュニアサッカー]鳥かごは何のためにしてる?応用メニューあり

悩んでいるあなた
サッカーの練習の「鳥かご」の意図を詳しく教えてほしいな。あと、鳥かごを応用したメニューとかあったら知りたいな。

そんな悩みを解決します

 

この記事を書いた人

リキ
当ブログ「リキスポ」の運営者のリキは10年以上のサッカー経験を持ち、サッカー指導者としても活動しています

 

サッカーの練習メニューとして知られる鳥かごにはサッカーの基本要素が詰まっています

 

バルセロナやマンチェスター・シティで監督を務めたペップ・グアルディオラも練習に鳥かごを取り入れて数多くのタイトルを獲得しました

 

この記事では小学生チームのコーチのために鳥かごの意図や応用メニューを紹介します

 

これを読めば鳥かごが「ただの練習」から「試合で実践するための練習」に変えられますよ

 

では本題にいきましょう

 

鳥かごの基本ルール

鳥かごの基本ルール

 

鳥かごは3対1のようなオフェンス対ディフェンスのパス回しのことで、ディフェンスは「鬼」と呼ばれます

 

鬼はボールを取ったらオフェンスの1人と交代

 

「鬼の股にパスを通したら二重鬼(2回取らないと交代できない)」などローカルルールが多いのも特徴です

 

この記事では「3対1」と「4対2」を基本ルールとして意図や意識することを解説していきます

 

バルセロナの鳥かご

 

鳥かごの目的

鳥かごの目的

 

サッカーではオフェンスとディフェンスそれぞれ大きく分けて2つの能力が必要です

 

オフェンス

  1. 得点を取る力
  2. ボールを奪われない力

ディフェンス

  1. 得点を取られない力
  2. ボールを奪う力

 

鳥かごはオフェンスの「ボールを奪われない力」とディフェンスの「ボールを奪う力」を伸ばすことが目的

 

特に中盤でのパス回しに活用できる技術が身につきます

 

しかし、「得点を取る力」「得点を取られない力」はゴールを置いた練習でないと身につきにくいので、他の練習で補う必要があります

 

鳥かごはどのタイミングでする?

 

鳥かごはウォーミングアップの1つとしてするのがおすすめ!

ウォーミングアップで鳥かごをして、そのあとに実践に近いパス回しの練習をすると意図が一貫したメニューを作れますよ

 

練習メニューの例(テーマ:パス)

  1. ウォーミングアップ:鳥かご
  2. 練習①:同じ人数の2チームでのパス回し
  3. 練習②:ゴール前でのパス回し→ゴールへ
  4. 試合形式

 

パスサッカーを目指すチームなら毎回取り入れるのもいいでしょう

 

鳥かごで意識すること

鳥かごで意識すること

 

続いては鳥かごで意識するべきことを紹介します

 

これを意識するかしないかで練習の質が大きく変わってくるので、選手たちに働きかけてみましょう!

 

大前提として・・・

 

まずは試合のどの場面でのパス回しを想定した練習なのかを意識してもらいましょう

 

自陣ゴール前なのか相手ゴール前なのかではパス回しの仕方が大きく変わりますよね

 

練習でもこの違いを意識しながらプレーしてもらうことが大切です

鳥かごは中盤でのパス回しが基本ですが、鳥かごを始める前に改めて選手たちに働きかけましょう!

 

オフェンス

 

オフェンスで意識することはこの3つ!

  • その①:パスの意味
  • その②:トラップのときの身体の向き
  • その③:パスをもらいに行く動き

 

その①:パスの意味

 

パスを出すときに「そのパスにどんな意味があるのか」を意識できるようにしましょう

 

例えば単純な横パスにも色々な意味があります

  • ディフェンスを動かすためのパス
  • 自分が動きなおすために味方に預けるパス
  • 味方が動く時間を作るためのパス など

 

試合では「なんとなく」のプレーが失点につながることがあります

 

そのため練習からなんとなくのパスをなくすようにしましょう

 

選手たちがどんな意味をもってパスをしてるのかを見て回りながら問いかけてみると良いですよ

 

1番最悪なのは・・・

 

1番最悪なのは「自分が取られるのが嫌だから味方になすりつけるパス」

 

鳥かごでは鬼になりたくないので味方のことを考えてない無理なパスが増えます

 

そのパスを無視するかコーチングをして減らすかでは選手たちの成長に大きく差が生まれますよ

 

チームとしてのパス回しであることを忘れないようにしましょう!

 

その②:トラップのときの身体の向き

 

トラップと同時に身体を開いて視野を広げるようにしましょう

身体を開かないと

 

視野が狭くて逆サイドの選手が見えない

もう1度動かさないと逆サイドにパスが出せない

 

身体を開くと

 

視野が広がって逆サイドも見える

すぐに逆サイドにパスできる

 

レベルアップ!

1→2→3とつなぎたいときには、2の右足にパスを出して身体を開きやすいようにしてあげましょう!

 

あえて身体を開かずにプレーすることもありますが、そのときは首を振って状況を確認してるかを見てみましょう

 

他の場所を見えているうえでのパスなのか

視野が狭いからそこにパスするしかなかったのか

 

この2つは大きな違いなので、選手の動きを細かいところまで見てあげましょう!

 

その③:パスをもらいに行く動き

 

鳥かごは狭いエリアでのパス回しなので、味方がディフェンスに追い込まれる前にパスコースを作ることが大切です

 

 

ディフェンスがコースを切ってないポジションをとれるように意識しましょう!

 

 

ディフェンス

 

ディフェンスが意識することはこの3つ!

 

  • その①:プレスの仕方
  • その②:予測
  • その③:カバーリング

 

 

その①:プレスの仕方

 

ディフェンスはコースを切って相手のプレーの選択肢を減らすことが大切です

 

コースを切る優先順位はこちら

  1. ボールの正面
  2. 左右どちらか

1,2は同時進行でコースを切るのがベスト

 

ボールの正面の人へのパスは試合では中盤からフォワードへのパス、得点につながるパスになります

 

相手をゴールに近づけないためにまずは最低限ボールの正面へのパスを防ぎましょう

 

また、正面を防ぎながら左右どちらかのサイドを切りましょう

 

試合ではサイドライン際でしっかりコースを切れると相手の選択肢がなくなります

 

 

その②:予測

 

鳥かごはディフェンスの方が数的不利なので、むやみにプレスに行っても簡単にかわされてしまいます

 

そこで必要なのが相手のプレーを予測する力

その①の方法で少しずつプレーを限定しながら、次にボールが出る場所を予測しましょう

 

 

予測した場所にボールが出たタイミングでパスカットに行ったり、プレスに行くと高確率でボールを奪えます

 

カバーリング

 

4対2ではディフェンスが2人いるのでカバーリングの動きが必要です

 

1人がその①の方法でコースを切ったら、残っているパスコースをもう1人がカバーしましょう

 

 

カバーリングのポイントはこちら

  • パスカットが狙える
  • パスが出たらすぐにプレスに行ける
  • Aがドリブルで抜かれても対応できる

 

最悪なのは・・・

 

1番避けるべきなのは2人で同じプレーをしてしまうこと

 

2人ともボールに行ったり、2人ともボールに行かずに横並びになるとオフェンスのやりたい放題

 

小学生の試合では8人(GK除いたら7人)で連携したディフェンスが必要です

 

その基本として鳥かごで連携したディフェンスの練習をしましょう!

 

鳥かごの種類

鳥かごの種類

 

最後に鳥かごの基本メニューとより実践に近い応用メニューを紹介します

 

コーチングのポイントや人数の違いによるアレンジ方法も紹介するので参考にしてみてくださいね

 

基本メニュー

3対1

 

基本的な3対1です

 

オフェンス

  • その場に止まってプレーしない
  • 常にパスコースを作る

ディフェンス

  • プレスのタイミング

 

4対2

 

3対1同様に基本的なルールです

 

オフェンス

  • ディフェンスの間を狙う
  • 連動したパスコース作り

ディフェンス

  • プレスとカバー

 

4対3+1

 

4対3の中央に1人のフリーマンが入ったメニュー

 

外→フリーマン→外とパスを繋げたら1ポイント

 

ディフェンスがポイントを気にしてフリーマンばかり守ってたら「外で10本回ったら1ポイント」というルール入れてみましょう

 

難易度が高いのでディフェンスを2人にするのもOK!

 

オフェンス

  • ボールを回しながらディフェンスを動かしてフリーマンのマークを外す
  • フリーマンはマークを外す動き

ディフェンス

  • プレス・カバーに加えてマークの動き

 

応用メニュー

 

鳥かごをより実践に近づけたメニューです

 

ウォーミングアップに鳥かごをしてその後に応用メニューをするのもOK!

 

3対3対3

 

3チームでのパス回し

 

2チームがオフェンス、1チームがディフェンスの6対3の形になります

 

オフェンスはボールを取られたチームがディフェンスと交代

 

プレーを止めずに交代して攻守の切り替えの意識を高めます

 

  • 攻守の切り替えを速くする
  • 味方が変わる
    →常に他の選手のポジションを意識

オフェンス

  • コートを広く使う
  • トラップの向きやパスの意味を考える

ディフェンス

  • 連携して狙いを定める
  • 誰がプレスに行くかをはっきりさせる

 

かなりハードなので2~3分1セットで休憩をはさみながら3セットほどがおすすめ

 

3対1+1

 

片方のエリアで5本パスを繋いだらもう一方のエリアに移動して3対1

 

このときオフェンス側は1人だけその場に残り、次の移動を待ちます

 

人数によっては4対2+2でもOK!

 

もう一方のエリアへの移動はこんなイメージ

  • 中盤→フォワードへのパス
  • サイドチェンジ

ディフェンスは鳥かごと同じことを意識しましょう

 

コートが狭いのでこのメニューをした後、コートを広げて人数を6対3+2くらいに増やすと試合でのプレーに近づきます

 

4対1+1

 

普通の鳥かごでは身につかない「得点を取る力」の練習です

 

試合での「自陣でボールを奪う→狭いスペースをパスで突破→相手ゴールへ向かう」という状況をイメージ

 

  1. エリアの中で鳥かご
  2. コーチの笛が鳴ったら攻撃開始
  3. エリア外のディフェンスは笛と同時にプレー開始
  4. 突破してゴールへ

ゴールを置くことで攻撃の方向を明確にして鳥かごが出来ます

 

4対2の数的有利なので、「笛から10秒以内にゴール」という制限をつけるのもアリ!

 

オフェンス

  • ボールを奪われないパス回し
    →得点を取るパス回し
  • 狭いところから広く展開する

ディフェンス

  • ボールを奪うディフェンス
    →ゴールを守るディフェンス
  • カウンターに対するディフェンス

 

3対1+1や4対2+2などの人数変更OK!

 

鳥かごにはサッカーの基本が詰まってる!

鳥かごにはサッカーの基本が詰まってる!

 

鳥かごにはパス、トラップなどのオフェンスの基本やプレス・カバーなどのディフェンスの基本が詰まっています

 

単純なウォーミングアップとしてではなく、意味のある練習にすることで色々な技術が身につきますよ!

 

最後に復習!鳥かごの意図

  • オフェンス
    • その①:パスの意味
    • その②:トラップのときの身体の向き
    • その③:パスをもらいに行く動き
  • ディフェンス
    • その①:プレスの仕方
    • その②:予測
    • その③:カバーリング

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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